海外で洗濯ものの外干しが禁止されている理由

皆さんは洗濯ものを干すときどうしていますか?

外に干す派でしょうか。部屋干し派でしょうか。

タスクは部屋干し派です。というよりかは、共働きなので、部屋干しにせざるを得ないとも言えます。

昔は専業主婦の割合のほうが多かったですから、在宅時間も長く、外に干している家庭がほとんどですよね。

今は共働きが主流になってきて、日中天気が悪くなってしまっても洗濯ものが取り込めなかったり、

仕事終わりの夜にしか洗濯ができず、部屋干しの方も多いのではないでしょうか。

それに伴い、家の間取りもベランダがないものなども見かけるようになりましたね。

サンルームがついていたり、家賃は少し高くなってしまいますが、アパートにもついていたりしますね。

日本では、洗濯もの=外に干すもの、外に干したほうがいい。

と考えられていますが、海外ではこの考え方が違うことをご存じでしょうか。

例えば、アメリカやフランスなどは外干しが禁止されてしまっている国もあるんです。

その理由は、”景観を損ねてしまうから”だそうです。

確かに、写真を撮影したときにTシャツやら洗濯ものが映ってしまうと、せっかくの綺麗な風景がもったいないのもうなずけますね。

ですが、私達日本人の感覚では洗濯もの=外に干したほうがいいもの ととらえられているので、 洗濯もの干すのは禁止!と聞くとやはり衝撃を受けてしまいますね。

アメリカでは乾燥機があるのが主流で、どんなに外が晴れていても部屋干しなんだそうです。

なんでも、1950年代のCMで家電をたくさん持つことが裕福でかっこいいというイメージが広がりました。それによって、”庭に洗濯ものをほしているのは貧乏だと言っているようなものだ”というイメージがついてしまい、外に洗濯ものが干されていない=乾燥機が買える=それだけの経済力があるという証なのだそうです。

洗濯ものは外に干さないという風潮が広がり、貧し人というレッテルを貼られてしまうのであれば、外には干しにくいですよね。

アメリカのほかにも中国や台湾の場合も洗濯ものを外に干すことをよしとしていないんです。

こちらはまた違う理由で、

外に洗濯ものを干さないというようりかは、窓をふさがない。ということが大事らしいんです。

中国人や台湾人にとっては、窓の前を塞ぐということは、家の主の目を塞いでしまうという意味になるようで、よしとされておらず、

家の窓は外が見渡せるようにいつも、遮るものがないようにするのが一般的だそうです。

このほかにも洗濯もの事情は各国で差があり、文化や習慣によってこんなに考え方が違うものなんですね。

自分の世界が狭いことを痛感しました。

自分の常識は他人の非常識とはよく言ったものです。

ツイッターを見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です