ブルーライトはなぜ目に悪いのか?
今やスマホやパソコンは私たちの生活になくてはならない存在ですよね。
朝起きるとき、目覚まし&時計代わりとして。
新聞の代わりにニュースをチェックしたり。
通学、通勤の合間にネットサーフィンしたり。
仕事や学校で使用したり。
ゲームしたり、支払いしたり、音楽を聞いたりと生活必需品となっています。
でも画面を長時間見ていると、目が疲れたり、体に良くないと聞いたことがあるのではないでしょうか。
現に数年前から、ゲームなどのディスプレイに接する機会が多くなったことで、小学生の視力低下が叫ばれています。
問題視されたのは画面からでるブルーライト。
ブルーライトは なぜ目に悪いの?
ある眼科医は、ブルーライトが医学的によくないというエビデンスはないと言っています。
しかし、ブルーライトは人の体内時計に影響を及ぼす可能性があります。
国立精神・神経医療研究センター によると、人の体内時計は平均24時間10分前後と言われ、このリズムを1日の長さと合わせる最も大切な要素が光です。
朝起きて太陽の光を浴びると体内時計がリセットされますよね。
ブルーライトを感知すると、眠気を起こさせたりするメラトニンという物質の分泌が抑えられます。
メラトニンは、日中は分泌が抑えられ、本来は寝る2時間前くらいから再び分泌が始まります。
しかし、常にブルーライトに接していると夜も分泌が抑えられ、体内時計がくるってしまうのです。
寝る前にスマホやパソコンを見ないほうがいい、とはここから来てるんですね。
そこで登場したのが
ブルーライトカット眼鏡
名前の通りブルーライトをカットしてくれる眼鏡です。
長時間画面を見続ける現代人にはうれしいアイテムですよね。
しかし、ただカットすればいいかというと、そうではなく、
ブルーライトは必要以上にカットしすぎると疲れ目の原因になったり、生活のリズムを崩してしまうんです。
浴びすぎても、必要以上にカットしすぎてもいけないんです。
ブルーライトカット率は何%がいいの?
ブルーライトカット眼鏡の中にもカット率が25%のものや、40%のもの60%のものなどありますよね。
オススメなのは、JIS規格とEN規格で作られているもので、
明るい場所で、短時間の作業をする方であれば 25%カット率
明るい場所で、長時間の作業をする方であれば 40%カット率
暗い場所での作業 (時間は問はない) 60%カット率
がおすすめです。
最後にブルーライトカット眼鏡をかけるうえで重要なことは
ブルーライトカット眼鏡は一日中使用しない
ブルーライトカットされたものを一日中かけることによって、
必要以上にカットされてしまうので、体内時計の乱れにつながります。
必要時だけにし、ほかの日常用の眼鏡と着せ替えをしましょう。
目は人間の情報収集の80%を占める大事な部分なのでしっかりと労わってあげましょう^^