うるう年とは ”約”4年に1度。

今日は 2月29日 ですね。約4年に一度のうるうの年です。

なぜ4年に一度なのでしょうか?

現在の日本では、太陽暦という暦が使われています。1年は365日とされていますね。

これは地球が太陽のまわりを1周するのにかかる日数ですが、実は正確には365.242・・・という微妙なズレがあるんです。

1年につき6時間ほど足りないのです。

それを調整するために 約4年に一度 1日増やすことにしたんです。

うるう年は”約”4年に一度。

オリンピックの年はうるう年になる。と覚えている方もいらっしゃるでしょうが、正確にはちょっと違います。

”約”4年に1回なんです。

なぜ”約”がついてしまうのかというと、

4年に1度 うるう年を作って 時間のズレの調整を図ったはいいものの、本当のズレは6時間ではなく、5時間49分なので、約11分の増やしすぎになってしまいます。

それをさらに調整するために、うるう年にならない年もある。というルールができました。

ややこしいですね(;’∀’)

しかし

なぜ”うるう年”というの?

この1年の日数が1日多い うるう年。

なぜ”うるう年”と呼ぶのでしょうか。

うるうは閏とも書きます。

日本では「潤」を「うるう」「うるむ」と読むことから、「閏」の感じにも当てられた読み方で、本来は「じゅんねん」と読むそう。

この「閏」の漢字から、王が門の中にいることを表す時により、中国では暦からはみ出した閏日には、王が門の中に閉じこもり、政務をとらないことに由来するそうです。

うるう年は干支でいうと「子(ねずみ」「辰(たつ)」「申(サル)」のいずれかに当てはまります。

うるう年のもう一つの疑問として、

なぜ、うるう日は2月29日なの?

12か月ある中でなぜ2月に選ばれたのか。

それは、太陽暦を使い始めたローマ時代までさかのぼります。

古代ローマの1年は現在の3月から始まり、2月で終わりを迎えていました。そのため、最後の月となる2月にわかりやすいよう、うるう日を設定したとされています。

暦の歴史は長いですね。

うるう日が誕生日の人はどうする?

日本の年齢計算に関する法律では

 年齢は生まれた日を0歳とし、生まれた年の翌年以降、起算日に応当する日の前日が満了するたびに1歳ずつ加算する。

→つまり、誕生日前日の24時に年を取る。

つまり、うるう日が誕生日の方は毎年、2月28日の24時に年を取ることになります。

しっかりと法律でも決められているんですねぇ。

いかがでしたか?

なんとなく、カレンダーに載っているうるう日

まだまだ日常にいろんな面白い発見があふれていそうですね♪



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