万能電子レンジを使いこなそう!
日々いろんな家電が進化していますよね。
その中でも電子レンジは単に食材を温めるだけではなく、オーブン機能や蒸し機能、焼いたりすることもできる オーブンレンジという便利なものも出てきていますよね。
便利な時代に生まれてよかったですよねぇ
いつでも暖かい食事が食べられるんですから^^
でも皆さん、どうして電子レンジでチンすると食材が温まるのかご存じですか?
食べ物にマイクロ波をあてると、温まるようになっているのです。
もっとわかりやすく言いますと、
食べ物の中にはたくさんの水が含まれています。水は水分子というすごく小さな粒の集まりでできています。
物質が熱を持つということは、その物質を構成する”分子”が振動することで熱を持ちます。これを摩擦熱といいます。
物質にマイクロ波を照射することによって、水分子はマイクロ波の方向に向きを変えます。
照射方向を変えれば水分子も一斉に向きを変えます。このマイクロ波の照射を1秒間に10億回、20億回と様々な向きで照射することによって、激しく振動させられた水分子は熱を持ち、結果食材そのものも温められるのです。
お皿が温まらないのはそのためです。食材からの熱が伝わることはありますが、水分子を含まずマイクロ波が透過するガラスや陶磁器は加熱されないんです。
一つ賢くなった気がしますね~
ここで 加熱しすぎると発煙・発火するものもあるので、以下のものを加熱するときは注意してくださいね。
・あんまん、まんじゅう→「あん」は高温になると発煙する
・根菜類(ごぼう、れんこんなど)→水分が少なくなり発煙・発火する
・飲み物→取り出すときに突然沸騰してやけどをする恐れあり
・いかなどはじけやすいもの→いかがはじけ飛び、電子レンジ内が大変なことに、、、
・乾燥したものや水分の少ないもの→発煙・発火する恐れ
電子レンジで温めるときはラップを使用しますよね
あれって、すべてにかけなくてもいいことをご存じですか?
食材によって ラップしたほうがいいものをそうでないものとがあるんです。
ラップをするものとして
・煮魚 シューマイ、肉まん、野菜炒め、カレー、シチュー、お弁当、どんぶりもの、温野菜
・煮物、蒸し物、汁物、調理済みの食品全般などしっとりと仕上げたいもの
・野菜などを下ごしらえしたり、温野菜にするとき (キャベツ、ニンジン、じゃがいもなど)
・容器のふちにぴったりと、食品部分にはゆとりを持たせてかぶせる
・ 油分が多いためラップが溶ける恐れがあるのでカレーやシチューなどにラップが直接触れないようにかぶせましょう
逆に、ラップをしないものとして
揚げ物、焼き物、炒め物など水分を飛ばしたいときはそのまま温めます
いかがでしたか?
普段何気なく 説明書も読まずに使用していた電子レンジ、しっかりと
使い方のコツがあるんです。
正しく使用して、おいしい食卓にしましょう♪